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瀧定名古屋 瀧社長 コスト上昇懸念 品質面の徹底図る

2018年10月17日メディア

瀧定名古屋 瀧社長
コスト上昇懸念 品質面の徹底図る


瀧定名古屋の瀧健太郎社長は2018年度下半期(8月~19年1月)について
「コスト上昇が無視できない状況にある」と述べる一方、コストアップ時には品質問題が生じやすいとも
指摘、改めて品質面での徹底を図る方針を示した。

コスト上昇の中では特に原料高騰が大きいという。
「原毛価格は下がる気配がない。ウールを使わない企画提案も行っているが、他の原料価格も上昇する」
ため、下半期は収益的に非常に厳しいとみる。

中国の環境規制強化に伴い染料価格も高騰する中で「油断をすると、どこで問題が起こるか分からない」
とも指摘。さらなるコストアップになる可能性はあるものの、品質を重視しながら、輸出を含めて受注量
の確保に取り組む。本年度上半期(2~7月)の業績は増収も減益だった。服地は婦人、紳士とも昨年の
冬物が店頭で動いたこともあり、18秋冬向けは初期発注が活発化。生地輸出も拡大し服地全体では前年
同期比で増収だったが、「足元を見ると、現物中心の細かな発注は芳しくなく、決して楽観はできない」
とみる。

縫製品は婦人服を中心にチャネル開拓が進み、紳士服も顧客と連携し何を作り売るのかが明確化し
「着実に進展した」と分析する。一方で、前下半期に取り組んだ生産トラブルの解消は「完全ではない」
上、台風21号の影響で物流が滞り、上半期は収益面でアゲンストとなったと言う。

商人道に加えて「挑戦」 SCつなげることに重点

瀧社長は8月1日付で就任した。
「信用を第一にモノへとつなげていくため、一人一人がどうあるべきか、自律できる人材を育む風土を作る」
という前社長が敷いた”商人道”の方向性が「大きく変わるわけではない」ものの、「挑戦」というフレーズを
加えたいと考えている。
社長就任のあいさつ回りでは「何もしないと供給力の面で危機的な状況になる」と感じたと語り、
「サプライチェーンをつなげることに取り組む」。そのために、同社の特徴である課別独立採算を維持しな
がら横串連携の強化や、一人一人がレベルアップするための人材育成が重要とする。

  

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