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瀧定名古屋の新社長 瀧健太郎氏に聞く

2018-08-28メディア

8月28日(火) 繊研新聞

「挑戦」を掲げ老舗企業の舵取りへ
既存の拠点や商流活用し新たなつながりを

8月1日付で専門商社、瀧定名古屋の社長に就いた瀧健太郎氏。
2代前の瀧鈞一郎社長(故人)の長男。
16年間にわたり瀧昌之前社長(現取締役会長)が築き上げた盤石な経営体質。
そして「自立・自律」と「信用」の路線のもと、
新たに「挑戦」を掲げ、創業150年余の老舗の舵を取る。 (近藤康弘)

――社長就任の打診はいつ。

5月中ごろに前社長から。
14年1月から4年間の上海法人の総経理としての赴任を終え、
今春に本社に戻って財務や総務、人事の仕事を始めたばかりだったので、
もう少し先かとは思っていました。
ただ、いつであっても受ける気構えはできていましたし、
理由を聞くと、このタイミングで納得がいきました。
下期のスタートであり、名瀧会があるなど、
流れからすると、このタイミングだなと。
会長は至って元気。交代は健康問題ではありません。

――社員への第一声は。

7月30日に社員に集まってもらい、話をしました。
4年間上海にいたので会ったことがない社員もいましたから、まず自己紹介。
企業理念である「商人道」を引き継ぎ、「自立・自律」「信用」をさらに積み上げ、
その上で「挑戦」をポイントにしたいと。
新しいチャネルの開発だけでなく、グループが持つ拠点や商流をつなげ、形にしていきたい。
その意味では、既存の組織体だけではできないでしょう。
先が見えないところや、得意ではないところへも挑戦していきたい。
世の中は「際」がなくなっています。
既存の枠組みにとどまらない、仕組みをどう作っていくかは課題です。

上海にいて、外から瀧定名古屋を見ることができたのは良い経験でした。
改めて強さを知り、改善すべき点を客観視できました。
社員の頑張りに応えられる環境を整えていきたいと考えています。

――足元の業績はどうか。

上期(2~7月)は前年同期比増収でした。海外が伸びました。
マーケットが苦戦する中、チャネルを増やしているのが要因の一つだと思います。
マスファッションの拡大は見込みにくいですが、様々な商流があります。
ECやオーダースーツの話題が良く出ますが、
そうしたところに関わりを持っていくようにしたい。

売れ筋が集中すると間に合わない。
リスクを持って何とかなるレベルではなくなっています。
やはりサプライチェーンが大事で、
多ければ多いほど安定しますし、新たな挑戦もできるようになります。

  

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