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瀧定名古屋紡織品<上海>の総経理に就いた 吉田秀之氏

2018年06月22日メディア

瀧定名古屋紡織品<上海>の総経理に就いた 吉田秀之氏
内販部門の連携強める

創業家出身の瀧健太郎氏から、瀧定名古屋の上海法人の経営という
重いバトンを引き継いだ。この半年間は、
会社の現状把握に努めてきた。
当面の課題は「婦人服地と紳士服地部門の統合のシナジーを高め、
中国内販を拡大すること」と話す。

入社から一貫して婦人服地部で仕事をしてきた。
入社後数年は、生地問屋への販売を担当。
1990年代に入ると、アパレルブランドへの直接販売が始まり、
東京などのブランドを飛び込み営業で回った。
「とにかくよく働く会社だった。毎週のように出張し忙しかったが、
それが楽しかった」と振り返る。

ブランドの新規開拓は容易ではなかったが、
ファッションのトレンド情報とともに生地を提供することで
顧客から存在価値を徐々に認められ、取り組みが広がっていく。

2009年からは、同部15課の課長として、
タイでの新規仕入れ先の開拓に力を入れた。
「従来タイではできなかった生地を、
日系紡績の糸を使って生産した」

12年に同部部長代理兼32課課長に就く。
大型ショッピングモールへの出店ブームが収束する中、
勝ち組の顧客への集中販売に精を出す。
「市場がシュリンクする中で、そこそこの成果を残せた」と言う。

14年からは、88課課長として中国で生地を生産、備蓄し、
日本向けの縫製工場に販売する仕事に携わる。
「90年代に出張していた頃に比べ、工場のレベルが上がり、
格段に仕事がしやすくなっていた」。
女性がおしゃれになっており、内販市場のポテンシャルの
大きさも実感する。

瀧定紡織品<上海>は昨年末、好調な婦人服地と、
苦戦が続いていた紳士服地の内販の営業部隊を統合した。
相乗効果を発揮し、売り上げを拡大させるとの狙いによる。
「スタッフ同士の連携を今後、もっと強めていきたい。
一人一人のレベルアップも図り、主体的に動ける人材を
増やしたい」と述べる。

一方、中国生産にもチャレンジする。
日本の生産スペースがタイトになる半面、
中国ではネット通販の台頭で値下げ圧力が高まっている。
そのため、「地産地消を進めたい」と言う。

6月22日繊維ニュース掲載

  

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