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瀧定名古屋婦人服地、素材メーカーと協業

2019年07月30日メディア

瀧定名古屋婦人服地、素材メーカーと協業
エコ対応の開発強化 「丁寧な説明」で需要掘り起こし


瀧定名古屋の婦人服地部門は、素材メーカーと協業し、
サステイナビリティー(持続可能性)を切り口にした
開発を強化している。

新たにユニチカトレーディングのリサイクルポリエステル、
あつまるホールディングスの「やまがシルク」を採用し、
20年春夏向けから本格販売している。

同社は今年から、主に環境保全の観点で
サステイナブルな素材をまとめ、
「ジョイン・ライフ」として訴求している。
環境に配慮した原料を使うほか、
持続可能な生産チェーンを構築し、
BCI(ベター・コットン・イニシアチブ)や、
RWS(レスポンシブル・ウール・スタンダード)も取得した。

新たに投入したユニチカトレーディングの
リサイクルポリエステルは、工場で発生する廃材や
使用済みペットボトルをケミカルリサイクルする。
レギュラー品と品質が同等で、異型断面や2成分構造など
差別化糸も作れる点に注目した。
ファッション性を損なわず、エコがうたえる。
糸生産の段階から話しこみ、シルク調でツーウェーストレッチの
ポプリンやしなやかで膨らみがあるスムースなど、
10素材を揃えた。

あつまるホールディングスのやまがシルクは、
熊本市に無菌工場を構え、年24回の蚕飼育や
人工飼料で安定生産を可能にした。
えさの桑も自社で無農薬栽培している。
衰退傾向にある日本のシルク産業を再興させる
取り組みであることにも賛同した。
シルクはパウダー状にし、後加工に使う。
素材を選ばす加工でき、やまがシルクの保湿性の高さから
柔らかく仕上がる。

海外に比べ、国内アパレル企業の取り組みは遅れているが、
「関心は高まっている」とし、
各素材のストーリーや仕組みを丁寧に説明しながら、需要を掘り起こす。
今後も協業を通じてジョイン・ライフの品揃えを増やす考えだ。

  

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