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ベンベルグの時代 サステ機運を追い風に 瀧定名古屋 サステがアドバンテージ

2020年03月04日メディア

ベンベルグの時代 サステ機運を追い風に
瀧定名古屋 サステがアドバンテージ


瀧定名古屋と旭化成のキュプラ繊維「ベンベルグ」の関係は
丸編み地「フィオナ」がその始まりになる。

25年ほど前に企画したフィオナは、
ベンベルグとポリエステルによるポンチ、ワッフルなど。
「ドレープ性、光沢感、滑らかさなどを持つ、新素材として
当時はセットアップ、ワンピース向けでヒット商品となった」
と婦人服地部門の神山秀臣原料素材部長兼ニット服地部長は振り返る。

ベンベルグに再び注目したのは約10年前。
長繊維、短繊維、複合品など新たなテキスタイルを
丸編み地だけでなく、織物でも企画。
そこから着実に販売量は伸びていると言う。

販売量を伸ばしている背景には
「ベンベルグは糸としてのオンリーワンという優位性がある一方、
加工によってフェミニン、カジュアル両方に対応できる点にある」と分析する。

同時にベンベルグは着心地感と接触冷感などの機能性を持ち、
それらを組み合わせれば「よい織・編み物を作ることができる」と評価する。

例えば、ベンベルグとバンブーレーヨン混紡糸を使った
丸編み地やベンベルグとナイロン長繊維の交織、綿・スパンデックスを
組み合わせたボトム地など、ベンベルグを使ったテキスタイル企画は
年々充実してきた。

さらにエコロジー、サステイナビリティー(持続可能性)への
意識が高まる点もベンベルグには追い風とみる。
同社もエコロジー、サステイナビリティー素材の打ち出しを強化する中で、
その一つにベンベルグを取り上げている。

「海外で先行するサステイナビリティーだが、
日本の顧客も意識が高まっている」と分析する。
その中でベンベルグが綿花の種子の周りに生える産毛、
コットンリンターを原料とし、生分解性を持つ点は
「サステイナビリティーを打ち出すにはアドバンテージ。
特に海外販売を強化する上で、ベンベルグは武器になる。
今後、自然な流れでベンベルグは増えるだろう」と話す。

ただ、婦人服はファッション性が前提とも言う。
服地の選択ではテキスタイルとしての価値が重要で、それが適正であった上で
「サステイナビリティーであればより良い」と指摘する。
その面でファッション性を併せ持ちながら、
サステイナビリティーでもあるベンベルグはこれからの時代に合致し、
まずは川下企業の土俵に上がる素材の一つとして力を入れる。

  

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