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RWSのサプライチェーン確立 瀧定名古屋 国内外で拡販へ

2020年04月07日メディア

RWSのサプライチェーン確立 瀧定名古屋 国内外で拡販へ

瀧定名古屋はウール調達の国際基準、RWS(レスポンシブル・
ウール・スタンダード)に基づくサプライチェーンを確立した。
「原料のサステイナビリティー(持続可能性)だけでなく、
製品までトレース(履歴管理)できることが必要」として
取り組んできた。欧州を中心とした海外販売の拡大を
狙う上で欠かせないと判断した。(近藤康弘)

RWSは18年9月に取得したが、準備段階から取引先へ打診していた。
動物愛護と土壌保全に視点を置いた国際基準で、審査の手間やコスト、
ノウハウなどが必要なため、原毛から最終製品までのサプライ
チェーンの各段階で協力を得られるよう働きかけてきた。
撚糸は遠山紡績、織りは中伝毛織、編みは宮田毛織工業、
染めはソトーと匠染色、縫製は日鉄物産で国内については
審査済み、海外は申請中だ。これにより基本的な仕組みが整った。

ノンミュールシングの原毛を使い、製品までトレースを確保したい
海外の大手SPA(製造小売業)からの要望に応えたもので、
今後欧米市場に広げる上でも強みとしていく。コストがかかる分、
最終価格も高くなるが、「価値を見いだしてもらえる
国内向けにも広げたい」とする。

RWSは羊を空腹やのどの渇きから守ったり、不快を与えない
といった行動や、牧草地を適切に管理する牧羊業者から
原毛を調達し、サプライチェーンの全てのパートナーで
検証することで、信頼できる羊毛製品を消費者に提供する
ための国際基準。瀧定名古屋によるとイタリアなどでは認証の
取得が進んでいる一方、国内ではまだ少ない。「海外マーケット
ではRWSがないと土俵に乗れなくなる」として力を入れてきた。

  

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