ピリング実験

前回より3回に渡って、32課の若手が考えた企画、

様々な生地の機能性や特徴、お手入れの仕方等を、実験/実践を通してご紹介する

その名も”夏の自由研究シリーズ”をお送りしております!✨

2回目の今回は生地のピリングについて。

繊維が擦れることで、繊維の表面が毛羽立ったり、絡み合って毛玉になったりする事が

ありますよね?

それをピリングと呼びます。

ピリングは目が詰まっていたり、上質な原料のものではなりづらいと言われています。

今回はそれが本当か、

32課のおススメの上質ピュアウールを使用したメルトンコート素材と、

ウール以外の繊維の入ったふんわりしたコート素材を

ピリング試験を通して比較していきます!

今回、①SUPER110’s原料を使用し、メルトン仕上げをした32-20498(W96 N4)と、

②ウール60 ポリエステル35 その他5の参考素材の2つの素材を使用し、

カケンテストセンターでピリング試験をして頂き、その外観を比べてみたいと思います。

32-20498はこちら↓

参考生地はこちら↓

それぞれのピリング試験の試験後布をご覧ください!まずは①の32-20498から

次に②の参考生地の試験後布。

2つの生地を比べると一目瞭然で32-20498の方が10時間の試験後も

毛乱れが少なく美しいですよね。

やはり上質原料で目の詰まった仕上げの方がピリングしにくいことが判明しました!!

より長くご着用頂くためにも、是非上質原料を使用した規格のしっかりとしたコート地を

この冬はご検討してみてはいかがでしょうか?

良いものを長く着用する事がサスティナブルやエコにも繋がっていくと思います。

32課には尾州産やインポートの沢山の上質ウール素材がございます。

ぜひお使いになってみてください!!

今回の実験はいかがでしたか❓

次回最終回の自由研究シリーズをお楽しみに!!✨✨