WarmdArt®と通常繊維との温度差実証実験

【秋〜冬期間による測定状況】

・日  付:2020/2/5
・天  候:晴れ / 13℃
・測定時刻:11:30〜11:40(10分間)
・太陽光照射強度:73600〜74200Lx

時間照射直後1min5min10min
通常繊維17.525.428.229.5
WardArt®24.135.238.039.9

※(出所)原料供給元社内比較試験
*保証値では無く、測定値となります。

WarmdArt®は、再生可能エネルギーである太陽光から発する近赤外線エネルギーを
吸収して、熱に変換します。その効果は、実測値からみても
10分で10度以上の温度上昇(通常品と比較)が期待できます。

太陽光照射による蓄熱・保温力の上昇の効果確認試験

【秋〜冬期間による測定状況】

・基準になる温度測定幅 10℃〜40℃

赤外線内の「近赤外線」の性質により、太陽光に含まれる赤外線を活用すると
容易に物質を温めることが判明しました。
近赤外線エネルギーへの注目が集まっています。

近紫外線とは?

太陽光線は、大きく紫外線、可視光線、赤外線の3つに分けられます。
赤外線のなかで近赤外線は紫外線よりも波長が長く、その分、皮膚の中に浸透していきます。
近赤外線の研究はまだ始まったばかりで、実験レベルで急激に強い近赤外線を当てると筋膜に変化が起こることはわかってきました。しかし、非常に弱い近赤外線を長期間じんわり当てることでどんな変化が起こるかは、正直まだわかっていません。

ランプ照射試験

当社繊維製品と他社繊維製品との蓄熱・保温効果について​

一般的な蓄熱・保温効果測定方法に使用されるのと同様な測定方法でデータを取得しました。
測定機材の下に熱電対を差し込んだ状態でランプを照射し10分間の温度上昇を測定しました。

WarmdArt®を活用した蓄熱・保温素材が、1分後の上昇温度とともに
保温時間でも高い保温性をもつことが証明されました。