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メディア 2026.06.01

瀧定名古屋が医療現場の商品開発

瀧定名古屋が医療現場の商品開発

繊研新聞:2026年6月1日(月)更新

 

瀧定名古屋は、医療現場の課題を解決する商品開発に力を入れている。
同社はコロナ禍に必要とされた医療用ガウンや防護服の開発・販売をきっかけに、
名古屋大学医学部附属病院と共同開発を進めている。
同社ユニフォーム・機能繊維部33課・39課が月に1回ほどの打ち合わせで
医療現場のニーズや課題を抽出。それを基に繊維製品を開発している。

 

「病院内でスリッパは脱げやすく、特に高齢者にとって危ない」との声を受け、
同社は22年に滑りにくく脱げにくい転倒防止靴「ホスピシューズコロバン」を開発。
同病院ではMRI検査時に患者が着用するなど年間1万足ほど使用しているほか、
クリニックを含め100院以上に採用されている。

 

そのほか、「手術中は冷える」といった現場の声を反映した
医療従事者向け防寒着は500万着以上の採用実績がある。
着脱しやすい手術用ソックスや、軽くて暖かく、素材や編み地の工夫で
汚れなどが付きにくい院内着も「機能性が支持されている」という。

 

こうした取り組みが評価され、ホスピシューズコロバンを販売して5年の節目になる5月13日に、
同病院長から瀧定名古屋の瀧健太郎社長へ感謝状が贈られた。
同病院が民間企業に感謝状を贈呈することは「珍しいケース」という。

 

瀧社長は「感謝状を頂くのは大変光栄なこと。
コロナ禍に社員がニーズを捉え医療業界に飛び込んだ。
人が何を求めているかを考え、原点を見つめ直すきっかけになった。
これからも病院・患者に求められている商品開発を進めていきたい」と話した。

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