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瀧定名古屋紳士服部門50課 紳士仕様で高品質の婦人服 縫製メーカー、
外部モデリストと

2018.01.05

瀧定名古屋紳士服部門50課 紳士仕様で高品質の婦人服
縫製メーカー、外部モデリストと

瀧定名古屋は、縫製工場、外部のモデリストと共同で、
デザイン性に富み高品質な物作りを目指している。
紳士服部門50課はこのほど、同課をオーガナイザー役として、
瀧定名古屋向け100%縫製のモンナトリエ、提携しているモデリストとの
「三位一体の物作りプロジェクト」を発足した。
「プロトタイプともいえるサンプルができた」ことを受けて昨年、
初の展示会を東京で開いた。

同課は新たなビジネス構築を目的に、
社内横断で取り組むプロジェクトチーム(PT)の一つを
母体にして09年に課として発足した。
「婦人向けに紳士服仕様の高品質なウェアリングを、
多品種少量でできるだけ早く納品できる体制」を目指してきた。
また「モノづくりの最初の段階から顧客と話し込み、
デザインの具現化のためのパターンメイキングから細かいディテール表現、
縫製仕様の工夫まで技術面のノウハウ蓄積、
これを具現化する技術を持った人材の育成がカギ」として、
岐阜市の委託生産先の縫製メーカーとの共同事業をスタートした。

2年前には愛知県春日井市の同社物流センター内に、
この縫製メーカーが工場を移転。
社名もモンナトリエに変更して、同課向け100%で、
物作りを支える体制を整備した。

課内にデザイナーを配置する一方で、外部のモデリストとも連携。
同課が営業や素材調達など含めたオーガナイザー役として、
デザイナーとパターンを考えるモデリスト、
縫製オペレーターのモンナトリエとの3者で、洋服を作る体制とした。

このほど開いた展示会では、ステッチワークや芯地のこなし方、
ギャザーなどの実例、これらのテクニックを生かしたコートや
ジャケット、スーツなどを提案した。
50課展示会

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