瀧定名古屋紳士服地部門19年春夏向け
常識超える素材やスタイリング提案

瀧定名古屋紳士服地部門は19年春夏向けで、生活シーンそれぞれで
付加価値を高める「アーキスタイル」を提案している。

「トレンドのサイクルが短縮化する一方で消費市場が複雑化し、
消費者のニーズや願望を特定できなくなった」と分析。
また「文化や場所、オケージョン、性別など従来の習慣や
常識を超えた新しいスタイル、着こなしが増えている」とする。
このため、「時代に適合したスタイリングとそこで使われる素材」を提案する。

重衣料・ドレス向けに「イノベーター」、カジュアルウェア向けに「コノッサー」
（達人、通の意味）の二つのラインを紹介している。

イノベーターは、最先端のビジネススタイルに合わせたスタイリング。
着用温度を適度に調節するクーリングや消臭・防汚などの機能性、
動きやすさ軽さなどを表現する、合繊を中心としたハイテク素材を使用する。
またデザインやスタイリングの工夫によって快適性も追求。
これらをスマートスーツ、ハイブリッドスーツとして提案している。
カラーはブルーやグレーを基本としたクールカラーで構成。