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メディア 2024.02.21

瀧定名古屋社長 瀧健太郎氏  全グループで海外販売に注力

瀧定名古屋社長 瀧健太郎氏  全グループで海外販売に注力
 
2024.2.16 (金) 繊研新聞掲載
 
前期(24年1月期)は増収増益の見通しだ。
全社で上期は好調だったが下期は婦人服地部門が暖冬の影響を
受け紡毛が若干苦戦した。
 
製品部門は素材開発からの提案が評価されている。
価格面やオリジナル性を出した製品で差別化につながっている。
23年の組織変更で製品部門は紳士、婦人、ベビー、リビングが
アパレル部として一つに統合し、生産管理や物流などが効率化できた。
生産を同一の工場にするなど収益にも貢献した。
 
紳士服は自社工場のカンボジアでも縫製しており、技術力と生産性の
向上で成果が出た。今後もさらに縫製力を高めていく計画だ。
 
ベビー・キッズも好調で、ASESN(東南アジア諸国連合)生産での
安定した品質と納期が支持され受注につながった。
 
今期は海外の各拠点を強化し、本社を主体とした輸出販売から
「外一外」での海外販売も進める。
瀧定名古屋の各国現地法人、拠点含め全グループで取り組む。
1月に韓国・テキスタイルの販売拠点としてネットワーク作りから始めていく。
国内はアフターコロナとはいえ先行き不透明のため、慎重にいかなければ
ならないと考えている。
 
自社の強みである素材からの商品開発と、
備蓄機能を生かした安定供給に引き続き注力する。
 

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