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お知らせ 2023.03.29

チャイナビジネス深時代 営業と生地開発で頼られる存在に 日系商社・上海法人の中国内販

チャイナビジネス深時代
営業と生地開発で頼られる存在に
日系商社・上海法人の中国内販

 
中国は、ウィズコロナへ転換し、早期の景気浮上が期待されている。
ただアパレル市況は23年上期の消費回復は鈍く、生地・製品・アパレル商材発注は低調気味だ。
とはいえ、差別化を望む中国アパレルメーカー・ブランドは「品質・機能・サービス」
で日本企業を選ぶ機会が着実に増している。
その一方で、中高価格帯向けに品質を売りにする中国企業の競合もここにきて激化している。
コロナ下や景気低迷など外的要因に左右されない内販拡大を目差し、
組織的な営業体制強化を強めている。
 
商談を大幅に増やす
瀧定名古屋の瀧定紡織品上海は、生地内販では取引先の要望をくみ取った営業提案、
素材企画を組織的に強化する。
日本品質・サービスの土台に、取引企業、生地工場との関係をより深めて収益安定を目指す。
22年は各都市封鎖の影響で年間通じて対面商談が不十分で、
原料高、物流費増加の影響も受けて減収減益だった。
 
外的要因に左右されにくい体質を構築するため、課題だった中国オリジナル生地開発は
比率は伸びてはいないが、売れ筋が出るなど手応えを得ている。
23年はオリジナル生地を増やすことを目指し、取引先との商談を大幅い増やす。
22年コロナ下ではオンライン商談やサンプル送付を欠かさなかったが、
「ブランドデザイナーと直に商談してこそニーズが分かり、生地開発にもつながる」
(吉田秀之瀧定紡織品上海総経理)。
 
 年初から日本人駐在員が中国スタッフと同行し、積極的に取引先回りしつつ、
生地工場訪問を増やしている。
中国オリジナル素材比率を20%まで増やすには、「工場との連帯も不可欠。
日本では営業担当が素材を企画し売ってきた基盤を中国でも構築したい」。
商談でニーズを引き出し、工場技術者との生地開発を実現していく業務フローを、
中国人社員にも時間をかけて整備していく。
 
現在は23~24年秋冬素材が最終段階で、得意のアウター素材が厳しかった。
ただ、3月に入り消費浮上気配が出ているのもあり、
24年春夏向けでは取引先への訪問営業をより増やして受注を増やす。

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