メディア 2025.07.11
PVパリ9月展 未来築く解決策示す スタートアップにも焦点
PVパリ9月展 未来築く解決策示す スタートアップにも焦点
繊研新聞電子版:2025年7月11日(金)更新
PVファブリックにて瀧定名古屋が出展予定。
9月16~18日にパリ・ノールヴィルパントで開かれる国際素材見本市のプルミエール・ヴィジョン(PV)パリに世界から1000社以上が出展する。
うち12%が新規。イノベーションとテクノロジーに焦点を当て
「変化し続け、常に自己革新を求められるファッション産業の未来を築く解決策を示すことを目指す」という。
今回から会期を7月から9月に戻す。「9月への復帰と見本市の充実したプログラムは、
ブランドや業界関係者の強い期待に的確に応えるための変革だ」とPVのフロランス・ルッソンCEO(最高経営責任者)。
より多くのファッショントレンドの情報とインスピレーションを業界関係者にとって重要な時期に届ける空間を再構築している。
ビューティー(美)をファッションの思考の中心に据えた「エスパス・プロスぺクティフ」(未来志向の空間)は、
創造的なリサーチができる場として機能する。
「装飾デザインへのフォーカス」「スマート、ヤーン&エコイノベーションへのフォーカス」など
六つのテーマに分け、ファッションの情報を提供する。ファッションとビューティーに特化したトークステージを新設する予定だ。
出展者と来場者が出会いやビジネスの発展を得られるようなサービスを提供する。
会期中に出展者とバイヤーの商談を企画する「ホステッド・ゲスト・プログラム」には150人を招待した。
今回、初めて、国内外のスタートアップを紹介し、各社の技術を披露する専用スペースを置く。
スタートアップは、ルッソンCEOが審査員に名を連ねるフランス国立モード芸術開発協会(ANDAM)のファッションアワードでイノベーション賞を受賞した企業を対象とする。
スマートクリエーションエリアの近くには、イノベーション&テクノロジーを象徴する特別エリア(250平方メートル)を新設する。
デジタル化とエコデザイン、3Dシミュレーションの提案を見せる。