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お知らせ 2022.06.06

瀧定名古屋紳士服部門23年春夏向け 高機能なビジネスウェア デジタル活用で見せ方を工夫


瀧定名古屋紳士服部門23年春夏向け 高機能なビジネスウェア デジタル活用で見せ方を工夫
繊研新聞 6月2日掲載分
 
 
瀧定名古屋紳士服部門は23年春夏向けで。コロナ禍で変化した需要に合わせた
高機能なビジネスウェアを強化する。
販売活動の効率化のため、デジタル技術を使った新しい商品提案を導入する。
 
テーマは「アーバンプロテクト」「ゴーアウト・ゴーシティ」「オーセンシティ」の3つ。
 
アーバンプロテクトでは、スーツの需要減を受けてジャケットとパンツの組み合わせを
通勤着スタイルとして提案する。
生地に特殊な加工をすることで機能性を高めたチノパンツを企画した。
色は2色で、白は汚れがつきにくく、黒は摩擦などによって白化しにくいようになっており、
自転車通勤でも安心して着られる。スタンダードな紺のブレザーと合わせる。
 
ゴーアウト・ゴーシティは、ビジネスとアウトドアを合わせたテーマだ。
環境や体に優しい加工剤で高い撥水性を持つ小松マテーレの「ダントツ撥水」加工を施した、
合繊のセットアップを打ち出す。
染色は廃棄される玉ねぎの皮の成分をベースにした技術「オニベジ」を採用しており、
サステイナビリティー(持続可能性)にこだわった。
 
オーセンシティでは上質さを重視したアイテムを揃える。天然繊維のジャージー素材の裏に、
綿・ポリエステルの生地を貼り合わせた素材のジャケットを企画した。
着心地の軽さと、見た目の高級感を両立させているため、
高価格帯のスーツに親しんだ客向けに提案する。
デジタル技術を取り入れて、見せ方も工夫する。
モデルの全身写真を用意し、特殊な撮影方法で作った服のデータと組み合わせて、
自由に着用画像を作れる技術を開発した。
撮影の効率化ができ、商談時にその場で資料が作れる利便性もある。
 
3D技術を使って、テキスタイルの動きやドレープ性を、画面上で簡単に確認できるようにした。
展開カラーが多い商品のサンプルの作成数を減らすことで、
コストダウンや無駄な製品生産を抑制する効果を期待している。

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