メディア 2025.05.09
《第一楽章》瀧定名古屋婦人服地82課兼89課 伊藤祥大さん 回り道は大きな経験に
瀧定名古屋 《第一楽章》瀧定名古屋婦人服地82課兼89課 伊藤祥大さん 回り道は大きな経験に
繊研新聞電子版:2025年5月9日(金)更新
営業として合繊の服地を販売しています。4月で5年目になりました。
1年目の研修のあと、同期は本格的な営業を開始しましたが、
私の所属する課は人手が足りず、事務を担当することになりました。
同期が数字を立てていくのを見て、正直「出遅れた」と焦りました。
ただ、途中から捉え方を変えました。
オーダーを入力する仕事を完璧にやろうとポジティブに変換したのです。
そのおかげで事務の人やその後の作業に関わる人の気持ちを考えられるようになりました。
先輩や上司が「今後に生かせる」と言ってくれ、気にかけてくれたことが大きかったです。
がむしゃらに頑張っている姿を見てくれていました。
3年目から営業を開始し、事務の経験を生かせています。
1人1エリアが多いですが、私は東京、大阪、中国の3拠点を持つことになりました。
毎日タイトなスケジュールの中で、効率良く考えて動くことなどを心がけています。
周囲の支えもあり、数字として結果が出ています。
今振り返ると、大変だと思うこともやってみて良かったと思います。
仕事は点と点ではなく線だと捉えています。
会社としての今後の関係性を考え、何事も丁寧に対応しています。
意味があるのだろうかと思うような仕事でも、回り道に感じても、必ず経験につながります。
今後に生かせるため、やってみよう精神で新入社員の人たちにも頑張ってほしいです。