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メディア 2025.06.16

瀧定名古屋・紳士服地部 婦人服地販売で成果

瀧定名古屋・紳士服地部 婦人服地販売で成果
繊維ニュース:2025年6月16日(月)更新
 

瀧定名古屋の紳士服地部は、新分野と捉える婦人服地の販売で成果を獲得している。

 

同部における婦人服地の販売比率は、郊外店向けを除くと約7%で、
1年前の5%前後から着実に拡大している。来年には10%に高めたいとし、
紳士服地の知見を生かした生地の提案を継続強化する。

 

同部の婦人服地販売は、郊外店向けを含めると一定の量を販売している。
郊外店向けに加え、百貨店アパレルやセレクト向けの展開を強化することで全体の成長を図る。
仕立て映えや機能性など、紳士服地で培ったノウハウを生地の開発に落とし込み、独自性を高める。

 

婦人服市場の開拓は、生地の開発が進んできた25春夏物から加速しているが、
26春夏物でさらに充実を図る。
このほど東京都渋谷区の青山オフィスで開いた26春夏向け展示会では
「日常に寄り添う進化」をテーマに、着る人のライフスタイルや価値観に共鳴する生地を提案した。

 

中でも重点を置いたのは、長い夏や猛暑に備え、
快適性と美しさを両立した商品群だった。
心を元気にするような素材ではラッセルレースやラメ入り生地、
凹凸感のある生地を並べた。
セットアップにも使える軽量・薄手の生地、防シワや接触冷感といった
機能を付与した生地も打ち出した。

 

そのほか、撥水(はっすい)性を付与した生地、ウール調・麻調合繊、
スーパー120のウール、シアサッカー、絡み織など、幅広い生地をそろえた。
紳士服地部は、紳士スーツ・セットアップ、カジュアル、インポートで課が分かれ、
それぞれの特徴を生かした婦人服地が提案できるのも強みになっている。

 

青山オフィスで展示会を開催した

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