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メディア 2025.09.05

タキサダコリア 生地の韓国内販を強める 中国法人との連携も深化

タキサダコリア 生地の韓国内販を強める 中国法人との連携も深化
繊研新聞:2025年9月5日(金)更新
 

瀧定名古屋の韓国法人タキサダコリアは、生地内販に注力する。
本社商材の販売を強化するほか、韓国向けに適した納期・価格の商品企画を推進する。
取引先と関係を深めることでグループ全体への波及効果も狙う。

 

同社は24年1月に設立した。これまで本社からの出張ベースだったビジネスを、
より軸足を置いて強化していくため設立した。
現地スタッフが安定して働く環境を整える目的もある。

 

事業は生地内販。
本社の紳士・婦人服地と、中国地法人の瀧定紡織品上海と連携して企画した商材などを提案している。
販路はメンズ、レディス、スポーツ・アウトドア。
レディスは本社が強みとする上質なウールのタッチポイントが多いという。
日本製の合繊も評価が高い。

 

強みは本社の国際貿易推進部を軸にグローバルのマーケットを一括で把握できること。
欧米で実績があった素材を即時に共有できるため、情報を求めている顧客に発信できる。
韓国の実績を他の海外拠点に共有することも、シナジーを生み出せるとみる。

 

上期(25年1~6月)は取引先が増え増収だった。
「現地スタッフの成長が大きく貢献した」と藤田貴寛代表理事は話す。
足元も堅調で今期は「ポジティブな見通し」とする。

 

韓国ブランドの勢いや、スポーツ・アウトドアウェアが日常着として着られている点をチャンスと捉える。
今後は本社の生地販売に注力することに加え、韓国マーケットに即した商品の企画にも重点を置く。
瀧定紡織品上海と連携を深め、韓国ブランドが求める価格や納期の商材を増やしていく。

 

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